第十四回 特別学級

こんにちはカウンセラーの山名です。

今回は ADD/ADHD ・ LD のお話をしようと思います。

日本では最近認定される子供が徐々に多くなりつつあるも、まだまだ馴染みの無いこれらの単語ですが、アメリカの学校では毎日のように聞かれる単語です。本題に入る前にそれらの単語について簡単に説明しましょう。

ADD (Attention Deficit Disorder)  − 生理学的理由により集中力が極端に持続しない病気です

ADHD (Attention Deficit and Hyper Active Disorder) − 生理学的理由により集中力が極端に持続せず、過度の行動(落ち着かなければいけない場面で歩き回ってしまう等)が頻繁に起こる病気です。

LD (Learning Disorder) − 生理学的理由により学力が極端に劣ってしまう病気です。

僕はアメリカの大学院生時代にキャンパス内にある機関でこれらの症状を抱える生徒に対しての個別教師をしていて(アメリカの大学院ではキャンパス内で仕事をすると学費無料 + 月々の生活費が出ます)、その伝で学会にも出席していました。そうした経験から日本に帰国した現在においてもよくこれら症状に関するお話や勉強法に関する相談を受けます。

最近では徐々に増えてきたものの、それら生徒に対する特別な措置や専門的な先生を雇い入れている所はまだまだなく、教室の先生自身も対処法や特別な勉強法を習っていないので対応しきれません。

その点アメリカでは先生一人一人がそれら症状を抱える生徒への基礎的な対応法を学んでいるのと同時に特別学級がしっかりと組まれている為、症状が一番でる教科(例えば数学とか)の時にはその特別学級に行き、普通教室とは違う個別の勉強法とカリキュラムにより勉強を進めたり、特別学級の先生が普通学級のクラスに直接行き、その場でそれらの生徒を助けたりします。

僕たちスクールカウンセラーもそういう症状を抱える生徒だけを集めたグループカウンセリングを行い、勉強法を身につけさせたり、集中力が向上するようなトレーニングを行ったりもします。

一番大事なのは病気を理解し早期の内にそれにあった対処法を立て、トレーニングを行うという事です。そうする事によって、それら生徒は自分だけの勉強法・生活法を身につけ、社会に出る頃には何の不自由なく暮らせるようになるのです。親の立場から言えば、自分の子供にそういうレッテルを貼りたくは無いのでしょうが、後になればなるほど完治という面で難しくなっていく病気です。ですので、自分の子供が疑わしいと感じたら精神科に連れて行き診断を受けてください。その結果、もしもそうだと診断を受けたら、専門機関やそれら問題を扱えるカウンセラーの下に行き、しっかりとしたトレーニングを受けて下さい。

•  ADD/ADHD はそれに対応するお薬もあります。

ココロ夢カウンセラー

山名和樹

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