第二十一回 ストレスマネージメント

皆さんこんにちはカウンセラーの山名です。

今回は近代社会においてつきものであるストレスについてお話したいと思います。

どのような悩みに関わらず、カウンセリングを進めていくと必ずといって良いほど一度はストレスの話になります。元来個の価値や生存を重視する人間は、色々な人間の要求を聞いたり、妥協したりしなければならない近代社会生活において少なからずストレスを感じます。

ストレスが溜まってくるとどうなるのか?まず初めに感情が激しく浮き沈みするようになります。イライラ感、虚しさ、時には妙にハイになったりもします。次ぎは極度の緊張の為に今まで普通にこなしていた事が困難になります。仕事場においては簡単なミスを連発し、記憶力の著しい低下も見受けられるようになります。最後に身体への影響です。熱が続いたり、体が動かなくなったり、最悪の場合は外科手術を必要とする病気の誘発(胃潰瘍等)や死を招く危険性もあります。

「自分は自由に生きているからストレスはない!」という方、果たして本当にそうでしょうか?実はストレスは悪い事のみで溜まるというわけではないのです。楽しい事でもストレスは溜まるのです。人間の脳にはそこまで詳しく悪い事、楽しい事を分けられるシステムはありません。ストレスは自分の生活環境が変化する事により感じるのです。楽しいイベントがあった翌日に体が重たく感じることはありませんか?それはもちろん前日に体を動かしすぎたという事もありますが、心がストレスを感じ休息を得たいというシグナルを発している事でもあるのです。

しかし、どうしたら自分のストレス度をチェックできるのでしょう?世の中には色々なストレス度チェックテストがありますが、それを使わなくても簡単に計る事が出来ます。

1.  リラックスしている状態を思い浮かべ、視覚、聴覚、感覚、嗅覚の情報を事細かに書き出します。

2. ストレスを一番感じる場面を思い浮かべ、視覚、聴覚、感覚、嗅覚の情報を事細かに書き出します。

ここで恐らくリラックス状態の情報とストレス状態の情報は間逆の関係にある事が分かるでしょう。

3. リラックス状態を 0 としストレス状態を 100 とした表を作り、自分の生活の場面をその表に当てはめて分析します。

点数が 50 点以上の場面が日々の生活においてそれ以下の場面よりも多ければストレスの危険信号といえるでしょう。

それでは最後にストレスの発散の仕方ですが、僕がよく忙しい方にお勧めする方法は自分が出来そうでやりたい簡単な事を生活の中に組み込んでいく事です。例えば、コーヒーが好きな人は週何回か会社から自宅に帰る前にコーヒーショップに寄り道をしてから帰るとか、漫画が好きな人は自宅に帰る前に漫画喫茶によってから帰るなどです。

ストレス度の高いクライエントにはジムに通ったり、ヨガを薦めたりもしますが、大切なのは簡単かつ頻繁にストレスを抜いていく事です。その為にもしなければならない行動の延長線上にストレス除去の行動を入れ、常習化してしまう事が良いでしょう。近代社会において残念ながらストレスを失くすという事はできません。しかし、このように上手く付き合っていく方法は数多くあるのです。

ココロ夢カウンセラー

山名和樹

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