第十三回 ホームカミング |
アメリカの学校には一年に一回ホームカミングと呼ばれる日がある。その日は生徒たちの親も訪れフットボールの試合(アメリカで一番の人気スポーツ)がホームで行わる。ちなみに対戦相手は大抵はその学校一番のライバルチームである。ホームカミングはその当日だけでなく様々な催し物が一週間前から行われる。まずは、学校の装飾。廊下や教室にポスター等が飾られ華やかな雰囲気をかもし出す。次に生徒全員を対象としたバーベキュー大会。ホットドックやハンバーガー、アイスクリーム等が外に並べられ、生徒たちは自分の昼食の時間にそこに行って、自分の好きな物を好きなだけ取っていく。ちなみに、僕もベケット先生から肉を焼いたりする応援を頼まれていたのだが、そのときの僕は大学のホームカミングは知っていたが高校のホームカミングでは一週間前からそんな色々やる事などしらなく、「学校でバーベキュー??何のこっちゃ?」とそ知らぬ顔をしていたら何時の間にか全ての準備が終わっていた。。。でも、実際1000何人分の食事を作るなど途方もなく、手伝わされなかった事に実はホッとしていたりもして(笑)。ホームカミング当日はフットボールプレーヤー達はちょっとした注目を集める。特にクオーターバック(チームの核)は生徒全員に応援され、カフェテリアでも「絶対勝てよ!」なんて声をかけられてたりもするからちょっとしたプレッシャーだ。 僕はちなみに、その日プラカードを作る仕事をさせられた。なんでも、シュタンスプリング先生がその夜のフットボールゲームにそれを持って、何かイベントをやるという話だったんだけど、はっきり言って私用。私用でインターンを使うな!とも思ったけど、「それもカウンセラーの仕事。」と伝家の宝刀を抜かれたらやるしかないということで、アルファベットを切り取り、板に張りなんて仕事を一時間ぐらいやらされていましたとさ。 フットボールの試合はどうやら、去年は同じ相手にコテンパにのされたらしいけど、今年は見事勝利を収めたらしく(僕は見に行っていませんちなみに)大盛況のうちにホームカミングは幕を下ろしましたとさ。余談として、前にも述べたとおりホームカミングクイーンなるものをその日は生徒の投票によって決めるのですが(僕は投票の監視役なんてやらされていました(これもカウンセラーの仕事の一つだって、ほんとかな?))、その年の受賞者もきれいで知的な子でしたよ
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