第十六回 高校インターン総括 |
まず、感じた事は高校のカウンセラーは事務業が非常に多いという事でした。幸い僕のスーパーバイザーであるシュタンスプリング先生はLPCというメディカルのカウンセリング免許も持っていてカウンセラーの本当の仕事はカウンセリングをする事だという考えも持っていたので(生徒と一緒にカフェテリアでご飯を食べるというのはその信念の表れですね)、実際に生徒をカウンセリングする機会もありましたが、それでも200時間の間に2・3時間というところでした。アメリカの高校生は日本の高校生よりも個人責任の比率が大きく、先生達も生徒の問題が起こったからといってカウンセラーに即通達するという事は少なく、大体はカウンセリングを受けたい生徒が手紙を残していくか、カウンセラーの仕事に理解のある先生は連絡するという感じでした。僕がいる間にはなかったことですが、非常勤のメンタルヘルスカウンセラーのオフィスがスクールカウンセラーのオフィスの隣にあり、もしも問題が深刻だったりした時はスクールカウンセラーはメンタルヘルスカウンセラーにその生徒のカウンセリングを要請したりもします。日本で呼ばれるスクールカウンセラーという仕事はアメリカでの学校の中で働くメンタルヘルスカウンセラーの仕事の部類に当てはまるようで、アメリカのスクールカウンセラーの仕事は教員職に近く、学校のイベントの運営及び参加、事務職そして簡易カウンセリング等を行います。それらの仕事を一日の中でこなしていくので、仕事は非常に忙しく、一日中動きっぱなしで、同じところに5分といないといった感じでした。生徒を実際に見るよりも書類上でその顔と名前を見ることが多く、高校カウンセラーの仕事には就きたくないというのが実際の感想です。やはり、僕もカウンセラーという職業に就くなら生徒と実際に会ってカウンセリングをしたいですから。 次回からはインターンレポート中学校編です。 |