第二回 インターンセミナー |
| 4月某日、僕たちスクールカウンセリングインターン候補生はカウンセリング学部の一室に集められた。僕はその前の時間まで授業があったのでちょっと遅れていくと、部屋の中には見慣れた顔2人とハーマン教授、それに見慣れない一人の中年女性がいた。ハーマン教授はいつも通りの笑顔で僕を部屋に招きいれ、僕が椅子に座ったのを確認してから、話始めた。「僕は今まで、スクールカウンセリングのインターンを受け持っていたけど、今年からはこのメイヤー教授が受け持つことになりました。」僕はハーマン教授のグループカウンセリングを履修し、そのクラスで彼の誰にでも暖かい、そしてどこまでも知的な人間性に触れ、常日頃から彼のようになりたいと願っていた。それなので、セメスター毎に彼の教えるクラスをチェックして、できれば履修したいと願っていたのだけれども、その機会もなく、ついにはインターンのクラスまでほかの先生にとって変わられたんだから、これは縁がないとしかいいようがない。話を戻し、このメイヤー教授だが、テキサスの大学でスクールカウンセリングを教えていて、もともとはウエストヴァージニア(WV)出身。さしずめ出戻り教授といったものだろうか。メイヤー教授の自己紹介が終わり、インターンについての説明が始まる。資料が配られ、メイヤー教授も新任という事でハーマン教授の説明でセミナーは進められていった。その中で話された事は、まず僕たちは夏休みの間はインターンをはじめる事は出来なく、次のセメスター(マーシャル大学はセメスター制を採用していて、春学期と秋学期が正規の学期で任意で夏学期を取ることが出来る)が始まるまで待たなければならないという事。TBテスト(ツベルクリーン反応テスト)でネガティブの反応が出なければならないこと。実はこれは日本人泣かせなのである。僕たち日本でツベルクリーンをした人間は皆、BCGにより免疫を入れられているのでポジティブになる可能性が高いのである (僕は一応通りました)。他にはインターンのログをつけること、コントラクトフォームの事、スクールカウンセラーの資格を習得するのに提出しなければいけない書類などなど。これらのことを一通り話しおえた後、ハーマン教授は用事があるということで部屋を後にした。その後を受けたメイヤー教授はとりあえず、僕たちに自己紹介をするように尋ね、僕は日本から来てアメリカに7年住んでいること、大学時代は心理学を専攻していたが、あまり好きになれなくカウンセリングを大学院では専攻した事等を話した。僕らの自己紹介が終わると、一人の生徒を中心に雑談が始まった。前にもこの生徒と一緒にクラスをとったことがあるのだが、この子は本当によく話す。あまりに関係ない話しが長引いたのと、次のクラスで僕はテストを受けなければならなかったので、とりあえずここで僕は退席した。余談だが、その後さらに一時間ぐらいそのミーティングは長引いたらしい・・・。最初のステップは踏んだ、次は監督者探しである。 |